しょうが
古くから中国では漢方に利用されています。加熱することで血行促進効果も高まり、冷房などで冷えた体を温めてくれます。
● 下ごしらえ
皮にある風味成分を逃がさないよう、皮ごと使うか、スプーンで擦るように皮をむきましょう。
● 保存方法
ラップか湿らせたキッチンペーパーで包んで乾燥を防ぎ、野菜室で冷蔵保存。冷凍する場合はすりおろして小分けにし、ラップで包んでおきましょう。

みょうが
みょうがの香り成分には、食欲増進や消化、発汗を助ける効果が期待できます。夏バテ予防におすすめです。
● 下ごしらえ
生で食べる場合は数分水につけてアク抜きをしましょう。食べる直前に切ると、香りが飛ぶのを防ぐことができます。
● 保存方法
乾燥を防ぐため、ラップで包み野菜室で冷蔵保存を。小口切りして冷凍保存も可能です。
しそ
さわやかな香りが食欲を刺激。防腐作用も期待できることから、生ものに添えても活躍してくれます。
● 下ごしらえ
かたい茎の部分を切り取って冷水につけ、葉がシャキッとしてから調理します。
● 保存方法
湿らせたキッチンペーパーで包み、ビニール袋などに入れて野菜室で冷蔵保存します。

ねぎ
関東では根深ねぎ(白ねぎ)、関西では葉ねぎ(青ねぎ)が主流。ねぎの香りや辛み成分は、消化促進や食欲増進へと導いてくれます。
● 下ごしらえ
小口切りか千切りにして薬味に。辛みが気になる場合は水につけましょう。
● 保存方法
湿らせたペーパーで根元を包み、コップなどに立てておきます。冷凍保存をするときは小口切りに。
にんにく
香りづけの代表格。スタミナがつく野菜としても知られ、疲労回復の働きがあるといわれています。
● 下ごしらえ
切ったりつぶしたりすると香りが高まります。にんにく片の芽は加熱調理時に焦げやすいので、取り除いておきましょう。
● 保存方法
冷蔵は不要です。かごなどに入れ、風通しの良い場所に吊るして保存します。
