野菜の切れ端を水に浸けておくだけとはいえ、きちんと基本を守っていないと腐ってしまうことも。以下のポイントをおさえて育ててください。
① 野菜の切れ端は大きめを用意
土を使わずに野菜の切れ端の養分だけで育てるため、切れ端が小さいと育ちにくくなります。また、野菜の生長点は根と葉っぱとの境目周辺にあることが多いため、根を育てる場合も少し茎を残しておきましょう。

② 水の量は野菜の大きさに合わせる
切れ端全体を水に浸けてしまうと、野菜が呼吸できなくなり、腐る原因になります。切り口部分が水に浸る程度が目安です。
③ 水やりは小まめに行う
少ない水で育てるので、毎日しっかり水の状態を確認しましょう。衛生面からも、一日1回は必ず水を替え、水が濁らないように気を付けて。容器にぬめりがあったり、野菜の切り口が汚れていたら洗いましょう。
④ 育てる場所はキッチンが最適
水の交換が簡単で、収穫してすぐ料理に使えます。直射日光が当たらない窓辺で育てましょう。キッチンに窓がない場合は、日中だけ日の当たる場所に移動を。

⑤ 水温の上昇に注意
水温が高くなると雑菌が発生しやすくなります。特に夏場は水温が高くなるので、真夏は栽培を避けたほうがベター。異臭がした場合は、迷わず捨てましょう。
⑥ 野菜に適した再生回数を守る
リボベジは野菜の切れ端の栄養分だけで育つ水耕栽培です。それぞれの野菜に適した再生回数を超えると育ちにくくなったり、トラブルの原因になります。適切な回数を守りましょう。