抗酸化力が強いリコピンが豊富
鮮やかな赤い色素は、カロテノイドの一種である「リコピン」。このリコピンは、生活習慣病や老化の原因をつくる活性酸素を除去する抗酸化作用が高いといわれています。リコピンは油に溶ける性質を持つため、油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。
加熱するとリコピンの吸収率がアップ
リコピンは熱を加えても、体に吸収されやすくなります。 そのためトマトソースやシチュー、スープなど、加熱調理して食べるのもおすすめです。
リコピン以外にも栄養素がたっぷり
トマトといえばリコピンですが、実はビタミンとミネラルも豊富。ビタミンは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEとバランスよく含み、ミネラルにもカリウム、カルシウムなどが含まれています。
<トマトの分類>
トマトは大まかに大玉、ミディ、ミニトマトなどに分けられます。
よく耳にするフルーツトマトは品種名ではありません。一般的なトマトの水分を極力抑えて完熟させ、糖度を高めたものをいいます。