トマト
トマトは冷凍することで甘みや旨みがアップ。丸ごと冷凍する場合にはヘタをとってラップで包み、保存袋に入れます。また、ざく切りにしたトマトは保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍します。
<おすすめ調理例>
丸ごと冷凍したトマトは、水をかけると簡単に皮がむけます。おろし器ですりおろすと、トマトシャーベットが完成。デザートや前菜におすすめです。
カットして冷凍した場合、凍ったまま加熱調理をすれば、短時間でなめらかでおいしいトマトソースがつくれます。カレーやスープにも気軽に加えてみましょう。

玉ねぎ
冷凍すると繊維が壊れて旨みや甘さが出やすくなり、さらにおいしくなります。みじん切りにした玉ねぎを、保存袋に入れて平らに広げ、空気を抜いて冷凍します。
<おすすめ調理例>
凍ったまま炒めてOK。炒め物や煮込み料理、ハンバーグの具として便利です。

じゃがいも
生のまま冷凍すると、解凍時に水分が出て食感が悪くなってしまいます。まずは蒸し、 そのまま少し時間を置いて水分をしっかり飛ばしてから厚めに切ってラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。マッシュしておいてもかまいません。
<おすすめ調理例>
電子レンジなどで解凍をしてポテトサラダに。小さめにカットして冷凍しておけば、そのまま揚げてポテトフライになります。

冷凍に向いていない野菜はどうする?
にんじんは冷凍すると、食感が悪くなってしまいます。しかし、薄切りをマリネにしてから冷凍しておけば、解凍してもそのままおいしくいただけます。
キャベツやきゅうりなど水分の多い野菜は、あまり冷凍保存に向いていません。薄くスライスをして塩もみし、水分を抜けば冷凍保存しやすくなります。全体の重さの約1%の塩をふりかけ、水分が出てしんなりしてきたら軽く揉んで水気を切り、保存袋へ入れて冷凍しましょう。