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Vol.7 野菜を洗おう

日々の生活に欠かせない野菜たち。
わたしたちは体内でビタミンやミネラルなどを
ほぼ作り出せないからこそ、
いろんな栄養素を含んだ野菜を食べて生きています。

最近では、生野菜を丸ごとミキサーにかけて、
ジュースやスムージーにして飲む人も多いのではないでしょうか。

でもここで気になるのが野菜の洗いかた。
土や虫、ホコリなどの汚れを落とすのが最大の目的で、
野菜によって洗いかたのコツが異なります。

今回は、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエプロ、
青僕拡子さんにレクチャーしてもらいました。

洗いかたの基本

流水で30秒以上洗う

ほとんどの野菜は、流水で30秒以上洗えば、汚れが落ちます。

汚れがひどいものは酢水に浸す

汚れが落ちにくい、虫が隠れているかもしれないなど、念入りに洗いたいときには、「酢1:水3」でつくった酢水に、数分間浸してから流水で洗い流しましょう。

泥つき野菜はタワシで優しく洗う

ゴボウやイモ類など、泥つきで手に入った野菜は、タワシでやさしくこすり洗いをして、しっかり泥を洗い流しましょう。

野菜の種類で変える洗いかた

トマト、ナス、ピーマンなどの “果菜類”

そのままさっと洗うだけでOKです。表面に汚れがあれば、皮を傷つけないよう気をつけながら、流水でこすり洗いをしてください。

ほうれん草、小松菜などの “葉茎菜類”

根元に十字の切れ目を入れて流水をあて、茎を1本ずつ広げるように洗います。根元は土が残っている場合が多いので、丁寧に。葉の部分はボウルに流水を溜めながら、5回ほど振り洗いをしましょう。ちぎってから洗うと水溶性の栄養成分などが流れ出てしまうので気をつけて。

にんじん、ゴボウなどの “根菜類”

土がついている場合は、タワシを使ってこすり洗いを。ゴボウはタワシで泥を落としたあと、よく水気をきってから、包丁の背でなでるようにして皮をこそげ落としましょう。

しいたけ、しめじなどの “きのこ類”

きのこ類は洗うと風味が逃げてしまうので、キッチンペーパーで汚れを軽く拭きとる程度で大丈夫です。

洗う?洗わない? Q&A

いつ洗えばいいのか、そもそも洗わなくてもいいのか?
あの野菜の“実は”な、洗いかたを紹介します。

Q
玉ねぎはいつ洗うの?
A
皮に土がついている場合は、洗ってから剥いた方が調理中もきれいに扱えます。皮が乾燥して剥きづらいときも、洗うと剥きやすくなりますよ。ですので、玉ねぎを洗うとしたら皮を剥く前。きれいな玉ねぎなら洗う必要はありません。
Q
トウモロコシは洗ったほうがいいの?
A
皮つきのまま茹でるときは洗わなくてもいいと思われがちですが、皮やひげの中には虫や汚れがついている場合も。必須ではありませんが、流水でさっと洗っておくのがベターです。
Q
丸ごと買ったスイカやメロンは洗うべき?
A
どちらも分厚い皮の下にある果肉を食べることが多いので、一度に食べきってしまう場合は洗わなくても大丈夫。
ただ、食べ残しを冷蔵庫で保存するときは、皮に汚れがついたままだと衛生面で心配があるため、皮の部分は洗うようにしましょう。

野菜を洗うのは、おいしく食べるのはもちろん、
保存する際の衛生面に関わります。
また、洗いかたによっては、
大切な栄養成分を損なってしまう可能性もあります。

今回ご紹介した正しい洗いかたを実践して、
おいしさも美しさも栄養も、
野菜の魅力をたっぷり満喫してみて。

監修/青僕拡子
野菜ソムリエプロ。食卓の様子をそのときに出会った野菜や果物の魅力とともにブログで発信。忙しくても丁寧に食事作りをしていた祖母の姿に影響を受け、「家庭の食事から健康生活」をモットーに旬の食材を使った彩りある食事作りを心掛けている。
ご紹介した「ひとてま」はいかがでしたか?

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