[第四話:健康編]
2025.09.12
『夏しぼり』を飲みながら、
いま話題の【ナトカリバランス】を考えましょう。
突然ですが【ナトカリバランス】ってご存知ですか?カゴメが健康直送便の会員様3,663名を対象として、2025年3月に実施したアンケート調査では、約[3割(29.5%)]の方が「聞いたことがある」とのお答え。人生100年時代と言われる今、健康への関心はますます高まりつつあるようです。
実はこのナトカリバランス、『夏しぼり』にも少なからず関係があるのです。そこで第四話[健康編]では、ナトカリバランスについてご紹介させていただきます。
ナトカリバランスは、【ナトリウム+カリウム+バランス】を略した言葉。体内の“ナトリウムとカリウムのバランス”のことを意味します。ナトリウムは〈食塩〉の主成分。カリウムは〈野菜・果物〉に多く含まれる成分のこと。つまり、日常の食生活の中で、ナトリウムとカリウムのバランスを考えることを提言するものなのです。
日本人の食生活は〈塩分〉過多に偏りがち。
四方を海に囲まれた日本では、縄文時代から塩づくりが行われていたと言われています。さらに日本の伝統的な発酵調味料、味噌や醤油にも塩がたくさん使われています。こうした独自の食文化を背景に、日本人の食生活はともすれば〈塩分=ナトリウム〉過多に偏りがちな傾向にあります。
こうした日本の食生活・食文化を背景に、私たちカゴメは、ナトカリバランスの良い食生活※を意識することを積極的に推奨しています。
【ナトカリバランス】の良い食生活とは、塩分の摂り過ぎに気をつけながら、カリウムを含む野菜や果物を積極的に摂ることです。
※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。
※薬を服用中の方や通院中の方、あるいは栄養指道(食事指道)を受けていらっしゃる方は、医師とご相談ください。
※普段から食塩摂取量に気を付けた食生活を心がけましょう。
事実、〈ナトリウム〉摂取量は多くなりがち。
実際のデータで見ても、目標摂取量に対して男性は約[42%]、女性も約[39%]オーバーしていることが分かります。いかに日本人が〈ナトリウム=塩分〉を多く取り過ぎているか、一目瞭然です。
ただし、一概に塩分を減らすことを提言するものではありません。
特に夏場には「熱中症対策」として、塩分の補給が求められる場合もあります。あくまでもカラダの状態に応じて、塩分の摂取量に注意を払うことの重要性を説くものです。
一方で〈カリウム〉摂取量は少なくなりがち。
ではもう一方の〈カリウム〉の摂取状況はどうでしょう?こちらは〈ナトリウム〉とは真逆の結果。目標摂取量に対して男性は約[21%]、女性は約[16%]不足していることが分かります。
この2つのデータから、一般的な日本人の食生活ではナトリウムが多く、カリウムが少なくなりがちという傾向がお分かりいただけたと思います。日頃からナトカリバランスの良い食生活を、意識したいものですね。
我慢や節制ばかりの食生活では味気ない?
〈ナトリウム=塩分〉量を減らす最も手っ取り早い方法は、塩分の多い食品や料理に使う塩分量を減らすこと。さらに最近では様々な領域の食品や調味料で、「減塩」商品も数多く販売されているので、それらを上手に使用する方法もあるでしょう。
しかし、毎日の食生活で我慢や節制を強いられることが続くと、食事が味気ないものになったり、精神的なストレスが溜まったりして、食べること自体が楽しくなくなってしまう可能性もあります。
ですので、いつもの食事で塩分が気になるときは、カリウムを多く含む野菜や果物を積極的にとり入れて、ナトカリバランスを意識してみてはいかがでしょうか?
ちなみにナトカリバランスの良い食生活を考える上で、指標になると思われる[ナトカリバランスマップ]を以下にご紹介します。ぜひ日々の食生活の参考にしてみてください。
塩分が気になったら、『夏しぼり』を!
マップの右下にもある通り、トマトジュースにも〈カリウム〉が多く含まれています。しかも『夏しぼり』は食塩無添加。塩分の多い食事をしたり、このところそんな食生活が続いているな…と感じたら、『夏しぼり』を飲むことをおすすめします。
トマトジュースの中でも特に『夏しぼり』の場合、その年の夏に収穫された“旬”の完熟トマトを搾っているので、トマト自体の素材の味わいがしっかり感じられ、さらに後味はスッキリ爽やか。食中でも、食後でも、美味しく、楽しくお召し上がりいただけることと思います。
そもそも四季のある日本の食卓には、“旬”を楽しむことが根底にあります。季節の食材に合わせて、ぜひ“旬”のトマトの味わいをご賞味ください。
『夏しぼり』をお料理に使うケースも。
『夏しぼり』をそのまま飲むのも良いですが、お料理に使うという手もアリかもしれません。
事実、毎年『夏しぼり』をご愛飲いただいているお客様からは、意外にも「料理に使用している」というメッセージも多く、様々なアイデアレシピもお寄せいただいています。“旬”のトマトを搾っているので、「トマト本来の素材感や味わいが生きている」というのが、料理にご活用いただく理由のようです。
たとえば王道の「トマトスープ」や「ミネストローネ」など、トマト自体の味わいを楽しむスープ系。さらに特に暑い季節に人気の高いのが、「冷製パスタ」や「そうめん」等の麺類系。色とりどりの夏野菜を楽しむ料理として、夏野菜をトマトで煮込む「ラタトゥイユ」に使われるお客様もいらっしゃいます。これらのトマト系メニューは、料理自体にも野菜がたくさん使われているので、〈カリウム〉摂取の一助になりそうです。
さらにみんな大好きな「カレー」に使うお客さまから、こんなアレンジレシピが寄せられています。「カレーの仕込みに『夏しぼり』を1~2缶まるごと入れると、心地よいトマトの酸味が野菜の味をまとめてくれる」という、プロ顔負けのメッセージ付き。
実は意外と知られていませんが、一般的に「カレー」というメニュー、結構塩分が多く含まれる料理なのです。その意味からすると、たっぷりの野菜に加えてトマトジュースを使うのも、賢い料理法と言えのかもしれません。
そのまま飲むも良し、お料理にも良し!
いかがでしたでしょうか。今年の“旬”を搾った『夏しぼり』を飲みながら、ナトカリバランスの良い食生活を考えてみませんか?
カゴメ健康直送便はその名の通り、お客様のもとへ「健康を直送」することを目的に始まった事業です。その意味で、お客様の健やかな生活に、『夏しぼり』が少しでもお役に立てるなら、私たちカゴメもこれに勝る歓びはありません。
どうぞ、2025年ヴィンテージの『夏しぼり』にもご期待ください。