

カゴメ健康直送便第一号、
はじまりの商品。
実は「夏しぼり」が、カゴメ健康直送便第一号、はじまりの商品だったという事実、ご存知でしたか?その発売は1996年のこと。
それはたった一人の開発者の熱い想いからはじまりました。
「真夏の太陽をたっぷり浴びて、真っ赤に完熟した糖度の高いトマトだけを使ってトマトジュースにしたら、ものすごく美味しいトマトジュースが出来るに違いない!」
紆余曲折を経て、ひとまず初年度は3,000ケースの限定生産。
しかし、その味わいには当時の社長も太鼓判!晴れて2年後にスタートした、カゴメ健康直送便第一号商品となったのです。

今日も畑に立つ
「フィールドパーソン」。
"よい原料はよい畑から生まれる"という創業以来の信念を守るべく、カゴメには「フィールドパーソン」という、農業のプロフェッショナルが存在します。
フィールドパーソンが、担当する契約農家さんの畑を巡回し、カゴメ独自のきめ細やかな栽培指導をはじめ、トマトの生育状況に合わせて、随時的確なアドバイスを行っています。
「夏しぼり」に使われるトマトの品質も、農業のプロによって畑から厳しく管理されているのです。今日も日本のどこかで、カゴメのフィールドパーソンはトマト畑に立ち、その生育状況をやさしく見守っていることでしょう。

480名の「契約農家」さんと
力を合わせて。
カゴメは創業以来、安心・安全な原料を調達するためにトマトの「契約栽培」に取り組んでいます。日本の農業との共存共栄を図る契約栽培は、まず作付け前に農家の方々と全量を買い入れる契約を結びます。
契約栽培を行うことで、農家の方にとっては廃棄の無駄や価格変動という不安がなくなり、高品質の原料を作ることに専念できます。同時に、高齢化する日本の農家において経験の浅い若手農家の育成にもつながります。
現在、契約農家さんは日本全国に約480名*。カゴメのフィールドパーソンと力を合わせ、今日も「夏しぼり」のために美味しいトマトを丹念に育ててくださっているのです。
*全トマトの契約農家数
「夏しぼり」は土づくりから
はじまります。
6月上旬の茨城県のとある契約農家さんのトマト畑。6月といえば、太陽の光を浴びてトマトがすくすくと育つ時期。写真は、敷き藁(しきわら)の準備をしている様子です。
梅雨に入る前に、雑草の発生抑制、雨で土が跳ねあがるのを防止することが目的ですが、徐々に分解して、肥料の補給源にもなるというもの。
こうして、「夏しぼり」で使われるトマトは、土づくりからはじまるのです。トマトが真っ赤に熟すのは、あと2ヵ月くらい先のことでしょうか。

「凜々子(りりこ)®」という名の
トマトです。
「凜々子®」は、カゴメが開発したジュース用のトマトです。カゴメが保有する約7,500種ものトマト種子の中から、自然交配によって生み出されたジュースにふさわしいトマトを選りすぐり、この名がつけられました。
"凜々しくみずみずしい体と心を育みたい"という願いを込めて名付けられた凜々子®。中でも「夏しぼり」には、適度な酸味を持つものと、中まで真っ赤な高リコピントマトを厳選し、絶妙なバランスで配合しているのです。

「高リコピン」にこだわります。
カゴメが、ジュース加工用として開発した「凜々子®(りりこ)」は、生食用トマトと比べても、そもそもリコピン量が多いトマト。
中でも、「夏しぼり」は、中まで真っ赤な「高リコピントマト」を厳選し、10~40%使用しています。
高リコピントマトは、繊細で栽培が難しいと言われていますが、契約農家さんの日々の弛まぬ努力によって、「夏しぼり」の品質と味わいは守り抜かれているのです。

「夏しぼり」の安全と
安心の約束。
カゴメは“畑は第一の工場”と考えています。つまり「夏しぼり」のトマトを栽培する契約農家さんの畑が、カゴメの第一の工場というわけです。
農家さんとは、【❶あらかじめ、品種や栽培面積、さらには出荷規格などを決めて栽培を依頼 ❷栽培中はカゴメの担当者「フィールドパーソン」が畑を確認し、その畑に適した栽培方法を指導 ❸そして、収穫されたトマトは、規格に適合する全量を買い取る】という契約を交わしています。
こうして、毎年「夏しぼり」で使われるトマトの安全と安心の約束は、畑から徹底されているのです。そしてその約束は、第一にカゴメとお客様のものであり、またカゴメと農家さんのものでもあるのです。

那須工場で年間約9,700万本。
「夏しぼり」をはじめ、カゴメのトマトジュースは、緑豊かな栃木県那須塩原にあるカゴメ那須工場で生産されています*。その数およそ年間9,700万本!もうすぐ1億本にも届きそうな生産量です。
*一部の製品はカゴメ富士見工場などでも製造しています。この地に工場を構えて既に62年。その敷地面積は、今や東京ドーム約3個分の広さにも達しています。夏はトマト、冬はにんじんの搾汁を行っている工場です。

28年間、缶にこだわり続ける
2つの理由。
カゴメのトマトジュースのパッケージといえば、紙パックやペットボトルのイメージが強いという方の方が多いと思いますが、「夏しぼり」は今も缶にこだわり続けています。
その理由は2つあります。 ❶搾りたての旬の美味しさを一年間以上閉じ込めることが可能で、好きな時にいつでも旬を愉しめるから。 ❷缶を冷やした時の、手や口に触れる冷たい感触を大切にしたいから。

「夏しぼり」が190gの理由。
なぜ、「夏しぼり」は190gサイズの缶を使っているのでしょう。昭和世代の方にはお馴染みかもしれませんが、「夏しぼり」発売当時、1996年のトマトジュースといえば、ほぼ缶のパッケージでした。
当時カゴメでは160g、190g、250gの缶を保有していましたが、その中でトマトジュースで最も売れていたのが190g缶。当時はお風呂上がりや朝に飲む方が多く、このサイズの缶が丁度よいと考えて190gサイズを選びました。
今でこそ、女性のお客様に数多く飲まれるトマトジュースですが、当時はお風呂上がりやお酒を飲んだ翌朝など、男性の飲み物というイメージが強かったようです。

トマトに換算すると
総量は何と13,620トン!
毎年多くの方々にご愛飲いただいてきた「夏しぼり」。これまで製品化された「夏しぼり」をトマト換算すると、その総量は何と13,620トン!トンでもない量のトマトです。しかも旬の時期の完熟トマトのみ。
因みに、日本の道を最も多く走っているトラックは「4トン車」と言われています。4トン車に満載されて運ばれたとした場合、その台数は3,405台分にもなります。
これだけの量のトマトを、毎年カゴメが畑から1つ1つ、丁寧に品質管理をしているから、「夏しぼり」の品質は28年間保たれ続けているというワケです。

“ゆる~く搾って”美味しいとこだけ!
カゴメは、そのトマトの美味しさを余すことなく引き出すために、搾り方にも徹底的にこだわります。
「夏しぼり」のコク深い味わいは、できるだけトマトの果肉を押しつぶさず、丁寧に搾るカゴメ独自の“ゆるしぼり”製法が決め手です。搾り切らないことで雑味が出ず、素材の持ち味を生かせるこの製法を、1996年から変わらずに採用しています。
製造担当者はこう断言します。『“ゆるしぼり”は、カゴメのすべてのトマトジュースの中で、一番贅沢な搾り方なんです』。

原材料はトマトだけ!
食塩・砂糖不使用。
『食塩や砂糖を使わず、トマト本来の美味しさがいきている』。「夏しぼり」を毎年ご愛飲くださるお客様から寄せられる多くのお言葉です。
真夏の太陽を燦々と浴びて、完熟した真っ赤なトマトを、畑でもいでガブリ!と食べる。「夏しぼり」はトマト本来の美味しさだけ、余すことなく搾ってお届けしたい。そんな想いから開発が始まったので、原材料はトマトだけ。食塩や砂糖は一切使用しておりません。

累計販売数1億本突破!
間もなくNY到着。
1996年発売の「夏しぼり」の累計販売本数は、今年5月集計時点で100,935,000本を突破!190g缶を横に並べていくとその距離は約10,598kmに達します。
東京-ニューヨーク間の距離がおよそ10,840km*と言われていますので、太平洋の海を渡り、北アメリカ大陸を横断し、間もなくニューヨークに到達する距離になります。
*都市の地域によって異なります。多くのお客様にご愛飲いただき28年。「夏しぼり」の旅はまだまだ続きます。

「夏しぼり」パッケージデザインの変遷。
1996年の初代缶は、とてもシンプルなデザインでした。中央にトマトの形と色をシンボライズ化、その中に「カゴメ夏しぼり」のネーミングをレイアウトしています。
1998年の2号缶、ここからカゴメ健康直送便での販売がスタート。ここではフレッシュなトマトの味感を伝えるために、地色にほんのり赤味を加えた小さなリニューアル。
そして2010年に現行のデザインとなる大胆なリニューアルを敢行。もぎたての「旬」の完熟トマトの美味しさをお伝えするために、真っ赤に熟れたトマトの写真をあしらいました。

ご存知でしたか?
『今治タオルコレクション』。
まとめ買いをされるお客様も多い「夏しぼり」。そこでカゴメでは、2010年から“3箱以上お買い求めのお客様”を対象に、オリジナルデザインによる『今治タオル』プレゼントを展開。
トマトをモチーフにした色とりどりの夏らしいデザイン。これまで制作してきたタオルハンカチを『今治タオルコレクション』として一挙公開。2024年版も既に完成しています。

「夏しぼり」のご愛飲者に
アンケート。
「夏しぼり」を長年に渡って、毎年複数箱ご購入くださっているお客様に、“愛”あるエピソードをお聴きしました!
tantanさん
“最初新聞広告で発売を知り、試しに1箱購入してみました。特別なトマトジュースなので、当初は年間2~3箱を購入していましたが、他のトマトジュースと比べて味わいがダントツであったため、年々購入量が増えていきました”。
かあちゃんさん
“もともと趣味の登山の非常食用に、カゴメ無塩トマトジュースを常備していて、二人の娘の離乳食にもトマトジュースを使用していました。その後、夏しぼりに出会い、その味わいの良さに迷わず定期購入に至る。以後、自宅用はもとより、大きくなった娘たちの住まいを追って、西へ東へと今も送り続けています”。
keyさん
“もともとはトマトジュースが飲めなかった私ですが、どうしてもトマトジュースを飲みたくて、「夏しぼりなら」と思い購入してみました。トマト独特の臭みもなく、好んでトマトジュースを飲むようになったことに自分でも驚いています。今では毎年のトマトの出来で、味わいが変化するのも楽しみの一つです”。

*トマトジュース企画開発者の見解です。
カゴメのトマトジュースの中で
「夏しぼり」はコクのあるキレもの?!
カゴメでは何種類のトマト飲料を販売しているかご存知ですか?
その数なんと8種類!
トマトが主原料ですが、搾汁方法やブレンドの違いによって表現の幅は広がります。ぜひ、その日の気分やお好みで飲み比べてみてください。
今回は中でも代表的な4種類を選定して、商品開発者による独断の“香味マップ”を作成してみました。
店頭でおなじみの「カゴメトマトジュース」食塩無添加は、味わいも香りもバランス良く中心点に存在。
対して、夏限定の「カゴメトマトジュース PREMIUM」はまるで生トマトのように香り立つすっきりとしたおいしさが感じられ、健康直送便限定の「北海道余市トマトジュース」はさらっとクセがなく、自然な甘味が広がります。
そして、同じく健康直送便の「夏しぼり」は、爽やかな香りでありながらコク深く、カゴメ健康直送便第一号商品にふさわしい、贅沢な味わいです。
秘密は、選び抜いた旬の高リコピントマトを10~40%使用することに加えて、できるだけ果肉を押しつぶさずにおいしいところだけを搾る、「ゆるしぼり」製法によるもの。
まずは常温で香りを。暑い日にはキンキンに冷やして喉ごしを。
太陽を“いっぱい”に浴びた、旬のトマトのおいしい“一杯”をお愉しみください。

シーズンごとに味が変わる、
“旬”の醍醐味。
その年ごとの旬の完熟トマトを缶に詰めてお届けする「夏しぼり」。トマトは農産物なので、当然その年の気温や日照時間、雨量等によって、甘さや酸味など、味わいは変わります。その年ごとの味の変化を楽しめるのも、「夏しぼり」の醍醐味の一つ。
これはワインにも似た楽しみです。ワインのラベルに年号(ヴィンテージ)が記されているように、「夏しぼり」のパッケージにも毎年年号を記しています。それは、お客様にシーズンごとの味をご堪能いただくためのデザインなのです。

お子様にも大好評!
「夏しぼり」。
「夏しぼり」のお客様からのお声で、意外にも多く見られるのが、お孫さんたちが、「夏しぼり」を喜んで飲んでいるというお声。
こんなメッセージが寄せられています。
“3才の福岡の孫にも送っています。生のトマトは食べられないそうですが、「夏しぼり」は飲んでくれます”。
“6才、4才、3才の孫達が、それぞれ1才ごろからおいしいといって「夏しぼり」を飲んでいます”。
“10才になる孫に飲ませた所、ゴクゴクと飲み「おいし~い!」と言って「もう一本」とおかわり・・・トマトも好きになり、大喜びで「また飲みたい」と大いに気に入っています”。
等々、他にもこうしたウレシイお声がたくさん届いています。

グラスの形によって、
味が変わる?!
東京・浅草の老舗ガラス問屋「木本硝子株式会社」のグラスアドバイザー青木さんが、2023年の「夏しぼり」を試飲!「夏しぼり」に合うグラスを3点セレクトしていただきました。
❶ 華やかな香りを楽しむグラス
チューリップのような広がった形状。グラスの空間にトマトジュースの香りが滞留し、空気と混ざって「夏しぼり」の華やかな香りが、グラスの空間いっぱいに広がります。ワインのようにグラスを回して、華やかな香りをお楽しみください。
❷ 爽やかな味わい、喉ごしを楽しむグラス
グラスの形状が縦に長いので、飲むときに傾けると、口元から喉の奥にスーッとジュースが流れ込み、「夏しぼり」の爽やかな味わいや喉ごしを充分ご堪能いただけます。
❸ 鮮やかな色合いを楽しむグラス
トマトの愛らしいカタチに似たグラス。ガラス職人の技による縦のスリットによって、光を集めキラキラ輝いて、「夏しぼり」の搾りたての鮮やかな色合いを一際引き立てます。
さて、あなたはどんなグラスで「夏しぼり」を楽しみますか?

2023年実績、ご自宅用に
「50箱」のご注文!
2023年「夏しぼり」の販売実績をみると、1件当たりご自宅用に50箱もの大量発注をいただいているお客様がいらっしゃいました。
そもそも、毎年ご購入くださるリピーターのお客様、まとめ買いをされるお客様、ご自宅用と同時に贈りものにもご活用くださるお客様が多い「夏しぼり」。
過去にお客様から寄せられたお声を見ると、『一年を通して“旬”のトマトの味わいを楽しんでいる』というコメントが、数多く寄せられているのも「夏しぼり」の大きな特徴です。

専門の官能検査員が
厳しく味を吟味します。
トマトジュースの微妙な味や香りの差(違い/個性)を認識する試験に合格することで認定されるカゴメ独自の資格があります。
その資格を取得したスタッフを“トマト・センサリー・パネル*”と呼びます。
彼らは日々トレーニングを重ね、より敏感な感覚を磨いています。
また、様々なトマトジュースの特徴を評価したり、そのおいしさの言語化にも取り組んでいます。
カゴメの研究開発部門において、トマトジュースを人間の感覚で評価するスペシャリスト集団、それが“トマト・センサリー・パネル”なのです。
*人間の感覚(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など)を用いて製品の品質を判定する検査員。
トマトジュースが出来る過程を360°VR体験!
カゴメの契約農家で収穫したトマトがジュースになるまでの様子を、スマートフォンやパソコンから360°グルッと覗けるVR(バーチャルリアリティ)工場見学の映像です。
「夏しぼり」も毎年こうして搾られ、商品となってお客様のもとへ届けられています。トマトジュースの製造に関するクイズもあり!ぜひお楽しみください。
*動画が正しく再生されない場合は再生画面右下の「YouTube」をタップしてください。
できたて「夏しぼり」
2024年の味わいは?
理由23でご紹介した、トマトセンサリーパネルによる「夏しぼり2024」の官能評価を実施しました。
試飲でのキーワードから、ひと足お先に特徴をお伝えします。
商品がお手元に届きましたら、グラスに移して色や香りとともにできたての味わいを楽しみませんか?
皆さんからの評価やご感想もお待ちしております。


「夏しぼり」アレンジレシピ
百花繚乱。
毎年「夏しぼり」をご愛飲くださっているお客様から、そのまま飲むだけではなく、いろいろなアイデアレシピもお寄せいただいています。
たとえば、飲む場合にも“オリーブオイル”や“MCTオイル(中鎖脂肪酸油)”を垂らしてヘルシーに。王道の“トマトスープ”や“ミネストローネ”はもとより、“パスタ”や“そうめん”等の麺類に。“カレー”の仕込みに1缶~2缶入れると、心地よいトマトの酸味が野菜の味をまとめてくれるそう。トマトジュースとビールを1:1で合わせて“レッドアイ”に。1缶190g当たりに酢を10cc加えて“ノンアルドリンク”として…等々、アレンジの仕方もさまざま。お客様から教えていただくことも多い「夏しぼり」なのでした。

おすそ分けにも喜ばれる
「夏しぼり」。
毎年「夏しぼり」を複数箱購入されて、“この美味しさを人にも伝えたい”と、おすそ分けをしているお客様も数多くおられます。
たとえば、離れて暮らすご家族や仲の良いお友達、ご近所さんや職場の同僚の皆さん。中にはかかりつけのお医者さんにおすそ分けされている方も!
搾りたての旬の美味しさ、大切な人と分かち合うことで、皆さん笑顔になれそうですね。

必見!35秒のトマトの
生長ドキュメンタリー。
「夏しぼり」は旬のもぎたて完熟トマトを搾ってお届けする夏だけの特別なトマトジュース。原料となるトマトの生長状況を、早回しで35秒のドキュメンタリー映像にまとめました。
かわいい芽が出、葉が茂り、やがて可憐な黄色い花が咲き、花芽から青い実がつき、それが真っ赤に色づいて完熟していく。トマトの生長過程をサクッと一気見!必見です。
28年間の「夏しぼり」のトマトも、毎年こうしてすくすくと育っていった賜物。今年の出来にも、どうぞご期待ください。