[第一話]
2025.12.15
『野菜と豆の具だくさんポタージュ』
10年目の進化
発売から10年、この秋『野菜と豆の具だくさんポタージュ』を大胆にリニューアル!
1996年、トマトをはじめとする野菜や果物など、ジュースを中心に通信販売をスタートした[カゴメ健康直送便]。
お客様が増えるにつれて、“寒い季節にも美味しく野菜を摂りたい”というお声が届くようになり、温かい野菜ポタージュの開発・販売をスタート。今や[カゴメ健康直送便]の人気ランキングで常に上位に入る『野菜と豆の具だくさんポタージュ』が発売されたのは2015年のことでした。
発売から10年という節目の年を迎えた今年、カゴメはその『野菜と豆の具だくさんポタージュ』に大胆なリニューアルを断行。根強い人気の定番商品をなぜ今?その意図について、プロジェクトを推進したカゴメ食品開発の内野さんにお話を伺いました。
実は変わったのはデザインだけではありませんでした。以下にリニューアルのポイントを整理してみましょう。
これまでのパッケージでは、湯煎して温めていただくお客様が多かった。
忙しい方にも、ご高齢の方にもやさしく簡単に、火を使わず〈電子レンジ〉で温めOKに!
「実は今回のパッケージで最も重視したことは、火を使うことなく、パッケージのまま電子レンジに入れて温めることを可能にするという“機能”面にありました」と語る内野さん。
「これまでのパッケージでは、湯煎をして温めたり、パッケージから一度器に移してからレンジで温めていただくものでした。
お蔭さまで発売から10年間でお客様の層も広がり、お仕事をもつ忙しい方からご高齢の方まで、幅広い年代の方にご愛用いただける商品へと育ちました。
そこで、忙しい方には温め時間をより短く、ご高齢の方にはより簡単に温められるよう、いわゆる“レンチン”、電子レンジでパッケージのまま温められるようにすることが、目的の第一にあったのです」。
1食分の満足度をさらに高めるために、1袋あたり〈20g増量/160g〉に。
パッケージ変更だけでなく、肝心の中身、ポタージュ自体の変更点についても聞いてみました。
「実は今回のリニューアルで、最も苦労したポイントはそこにあります。パッケージ変更に伴い、お客様の食後の満足度をより高めるために、内容量をこれまでの1人前〈140g〉から20g増量して〈160g〉に変更しました。
そもそもこの商品は、具材に“豆”を加えることにより、高い満足感を得られることが、多くのお客様から評価されていました。ですので〈増量〉については、迷いなく踏み切りました。しかしその裏に、私たち開発者の前に立ちはだかる大きな壁が存在していたのです」。
お客様との大切な約束。〈20g増量〉しても〈カロリー・塩分〉はそのままキープ!
〈20g増量〉の裏に潜む大きな壁とはいったい?
「『野菜と豆の具だくさんポタージュ』には、健康を気遣うお客様が多くいらっしゃいます。その意味で10年前の発売当初から“美味しさ”“満足感”に加えて、もう1つ大切な約束がありました。それが1食分の〈カロリー〉と〈塩分〉への配慮です。
これまで1袋〈140g〉あたりのカロリーは〈100kcal以下〉、食塩相当量は〈1g以下〉に抑えてきました。これを単純に〈160g〉に増量すれば、当然カロリーと塩分量も増えることになります。しかしそれでは、これまでのお客様との約束を違えることになる。増量しても、味を変えることなく、いかにカロリーと塩分量を抑えるか、今回のリニューアルプロジェクトでは、この改良に最も時間と労力を費やしたといっても過言ではありません。
度重なる試行錯誤の末、結果的には4アイテムすべて、この数値をクリアすることが出来ました。これまでのお客様には、量が増えても味は変わっていないことを、ぜひとも実感していただければと思います」。
食べ疲れしない、やさしい味わいを追究してカゴメの『野菜だし』を使用。
「最後にもう1つだけ!」とつけ加えて、カゴメらしい野菜へのこだわりについて語ってくれました。
「これは今年のリニューアルではありませんが、お客様の中にも意外とご存知ない方が多いので、この機会にぜひともお伝えしたいポイントです。
今回のパッケージリニューアルの機会に、右下に小さく記載させていただいたのですが、実は『野菜と豆の具だくさんポタージュ』には、2021年からカゴメの『野菜だし』を使用しています。
それ以前はいわゆる一般的な“ブイヨン”を使用していたのですが、これを4種類の野菜(ブロッコリー、たまねぎ、セロリ、にんじん)を煮込んで仕立てた、カゴメ独自の『野菜だし』に変更しました。
ちなみにカゴメでは、2019年にホテルやレストラン等、プロ向けの業務用として“液体”の野菜だしを開発。その後、一般のご家庭向けにより使いやすい“粉末”タイプも開発し、2022年から[カゴメ健康直送便]でも販売しています。
野菜由来の自然の旨味にこだわった『野菜だし』を使うことにより、野菜や豆が本来もつ素材の旨味を引き立てると共に、ポタージュの味わい自体もやさしく仕上げることが出来ます。特に『野菜と豆の具だくさんポタージュ』は、毎日でもお召し上がりいただきたいスープなので、食べ疲れない美味しさも大切にしていきたいと考えての変更でした」。
『野菜と豆の具だくさんポタージュ』、寒い冬のおくりものにも、ぜひお役立てください。
最後に今回のリニューアルは、「未来を見据えての小さな進化」と内野さんは言います。
確かに日々忙しく時間に追われるお客様のために、調理時間を少しでも短縮すること。或いはこれからますます増えていくと思われるご高齢のお客様のために、火を使うことなく調理をもっと簡単にすること。こうしたニーズを叶える[電子レンジ対応]は、『野菜と豆の具だくさんポタージュ』にとって、未来に向けての必要不可欠なリニューアルといえるかもしれません。
また、増量によりお客様の満足度をさらに高め、増量してもカロリーや塩分への配慮はそのままに、もちろん食品にとって最も大切な美味しさも維持すること。この点もカゴメならではのこだわりといえそうです。
これからますます寒さが厳しくなる季節、この秋、小さな進化を遂げた『野菜と豆の具だくさんポタージュ』を、ご自宅用はもとより、大切な方へのおくりものにも、ご活用してみてはいかがでしょうか?熱々のポタージュが、きっと心までほっこり温めてくれることと思います。
寒い朝の食卓にも、ちょっと贅沢な夕食にも、『野菜と豆の具だくさんポタージュ』で、野菜の彩りと栄養、そして何より美味しさをお届けします。