「SINCE1999 「冬しぼり」の秘めたる18の物語

「冬しぼり」の秘めたる18の物語 「冬しぼり」の秘めたる18の物語
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カゴメ健康直送便、
26年続く“冬の風物詩”

「冬しぼり」は、“健康をご自宅まで直送する”カゴメ健康直送便がスタートした翌年、1999年に誕生しました。以来26年間続くロングセラー商品として、多くのお客様に愛され続けています。

「厳寒の冬を耐え抜いたにんじんをしぼれば、甘くてまろやかな味わいに仕上がるに違いない」。そんな想いから始まった「冬しぼり」。今年も旬を迎えた冬にんじんの収穫がはじまろうとしています。カゴメ健康直送便の“冬の風物詩”、どうぞご期待ください!

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カゴメ初の
「人参ジュース」誕生は1980年。

カゴメと言えば“トマト”の印象が強いと思いますが、“にんじん”への取り組みも意外に古く、「カゴメ人参ジュース」第一号は、1980(昭和55)年に誕生しています。

以来、「人参はまずい!」というイメージを一新すべく、1992年に美味しさを追求した「カゴメキャロット100」を、1999年には旬の冬にんじんをしぼった「カゴメ冬しぼり」を健康直送便限定で。そして2024年には『高β-カロテン』を特徴とする「カゴメにんじんジュース」などを販売してきました。カゴメは実に45年の長きに亘って、にんじんの味わいと健康を追求し続けているのです。

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“搾り方”にも徹底的にこだわる
「冬しぼり」。

「冬しぼり」は、甘みや香りを引き出すために、「フレッシュスクイーズ」という製法で搾汁しています。

砕いたにんじんを細かな網目のネットに入れ、余分な熱を加えずに搾ることでクセやえぐみを抑えました。

実はにんじんのストレートジュースを最初につくったのは、カゴメだと言われています。この搾り方の開発に3年もの歳月をかけたカゴメ。フレッシュスクイーズ製法で搾った、にんじん本来の味わいをぜひご賞味ください。

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映像で見る
“感動的なおいしさ”の秘密。

「カゴメ冬しぼり」の“感動的なおいしさ”を生み出す2つのこだわりを明らかにした、動画を公開中!

限定品であるにも関わらず、なぜ「冬しぼり」が26年もの長きに亘って愛され続けて来たのか、その秘密が明らかになる69秒の映像作品。

一般的には立ち入ることのできない那須工場の搾汁現場にも潜入。感動的なおいしさは、感動的とも言えるほどのカゴメのこだわりから。ぜひ、ご覧ください!

*動画が正しく再生されない場合は再生画面右下の「YouTube」をタップしてください。
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ジュースなどの加工品の方が
吸収しやすい
〈β-カロテン〉。

にんじんに含まれる大切な栄養素としてお馴染み〈β-カロテン〉、実はジュースなどの加工品にした方が吸収されやすくなるという事実、ご存知でしたか?

植物に含まれるβ-カロテンは、その細胞壁に閉じ込められているため、ジュースに搾って細胞壁を壊すことにより、より吸収されやすくなるのです。

しかも「カゴメ冬しぼり」には、高β-カロテン品種『冬あかり』を20%使用。 「冬しぼり」をぜひ“冬の健康”にお役立てください。

※ ジュースにすることで吸収率が上がる栄養素には、リコピン・β-カロテンなどがあります。 ※ 野菜加工品は原料野菜の全成分を含むものではありません。 ※ 野菜は加工によって失われる成分もあります。
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にんじんの〈β-カロテン〉で
キレイをサポート。

にんじんの栄養素は〈β-カロテン〉です。 カロテンは体内で必要な量だけ「ビタミンA」に変換されます。 ビタミンAは美の秘訣と言われる栄養素。

しかも、にんじんは生で食べるよりも、ジュースなどの加工品にした方が1.5倍も吸収されやすいのです。

さぁ、あなたもにんじんジュースでおいしく、キレイな毎日を。

※ ジュースにすることで吸収率が上がる栄養素には、リコピン・β-カロテンなどがあります。 ※ 野菜加工品は原料野菜の全成分を含むものではありません。 ※ 野菜は加工によって失われる成分もあります。
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「冬しぼり」累計販売本数2,500万本突破!

1999年発売以来、「カゴメ冬しぼり」の累計販売本数は2024年現在、遂に2,500万本を突破しました!

「冬しぼり」の缶の高さは8.8cm。 これを単純に縦に積み上げると、その高さは2,200kmにもなります。

一般的に国際宇宙ステーションやスペースシャトルの軌道は、地上から約400kmの高さと言われていますので、過去25年間に販売された「冬しぼり」の缶の高さは、大気圏を遙かに突破して、実にその5倍以上の高さに達することになるのです。

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〈高β-カロテン〉にんじんへのこだわり

「カゴメ冬しぼり」は“野菜のカゴメ”ならではのにんじんジュースを追求し、数ある品種の中から『ほれぼれ』と高β-カロテンにんじん『冬あかり』を厳選。 旬のにんじんの“おいしさ”と“栄養”を両立させました。

* β-カロテン量

カゴメが特にこだわったのが「冬しぼり」に20%使用されている『冬あかり』。 一般のにんじんと比較して、β-カロテンが約1.7倍!驚きの栄養パワーが魅力のにんじんなのです。

厳選したこだわりの2品種ならではの苦労もたくさんありました。
⇒詳細はstory16でご紹介。

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「子どもたちに好きになってもらいたい!」

「子どもの嫌いな野菜」の一つとして名前の上がることが多いにんじん。 しかしにんじんは、β-カロテンを豊富(6,900μgマイクログラム:可食部100gあたり)に含む緑黄色野菜として、「子どもに食べてほしい野菜」でもあるのです。

そんなにんじんを好きになってもらう方法の一つとして、“生でも食べられるほど「糖度」の高い品種を選んで食べさせる”ことをカゴメはおすすめしています。

そして、「カゴメ冬しぼり」には『小さなお子さまたちも喜んで飲んでいる!』という、ご家族の声が数多く寄せられています。
⇒詳細はstory10でご紹介。

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小さな子どもにも人気?
「カゴメ冬しぼり」。

「カゴメ冬しぼり」を購入されたお客さまから、『小さなお子さまたちも喜んで飲んでいる』といった、うれしいお声がたくさん寄せられています。 すべてご紹介したいところですが・・・

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にんじんも品種色々、
「冬しぼり」のこだわり。

一言で〈にんじん〉と言っても、品種もいろいろ、個性もさまざま。
色も形も大きさも、そしてもちろん味わいも千差万別。 その一部を比べてみたのが上の表です。

こうした品種の比較検討の上で、“野菜のカゴメ”が「冬しぼり」のために厳選した品種が『ほれぼれ』と『冬あかり』。

冬にんじんの“おいしさ”と“栄養”を両立させるために選び抜いたカゴメの自信作です。

* β-カロテン量
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にんじんって“赤くて体を温めるもの”?

にんじんの学名は『Daucus carota L.』。 『ダウクス カロタ』と読み、その意味は“赤くて体を温めるもの”という意味です。

にんじんは“赤”だけでなく黄色や紫色のものもあり、またなぜ“体を温めるもの”という意味を付けられたのか、定かではありませんが、旬の冬にんじんを搾ってお届けする「カゴメ冬しぼり」のお客様からは、季節柄でしょうか「スープ代わりに温めて飲む」というお声もチラホラ。

そのまま飲んで美味しい「冬しぼり」。 実は温めても美味しく お召し上がりいただけるのです。

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「冬しぼり」搾ったあとはどうなるの?

「カゴメ冬しぼり」に限らず、カゴメのにんじんジュース、搾った後はどうなるのでしょう?

野菜や果物の搾汁後の残りは、廃棄されたり家畜のエサとして活用されるという話をよく耳にしますが、カゴメの場合、主に飲料の食感やとろみを付けるために使う〈にんじんピューレ〉として活用しています。

大切な農産物を無駄にしない “野菜のカゴメ”のこだわりが、「冬しぼり」にもしっかり詰まっているのです。

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にんじんジュースになぜ〈レモン〉と〈梅〉?

旬の冬にんじんを搾った「カゴメ冬しぼり」のパッケージ横に記された[品名]には、国産にんじんの他に〈レモン〉と〈梅〉が加えられています。 なぜ、にんじんジュースにレモンと梅 ?

レモンと梅は、品質を安定させるpH(ペーハー)の調整のために配合しています。 一般的なにんじんジュースはレモンを使用することが多いのですが、冬しぼりには梅も配合されているのです。

梅を選定した理由は、梅自体はほとんど主張しないものの、にんじんの後味をスッキリとさせる効果が実感されたため。
つまり、「冬しぼり」のレモンと梅は、主役のにんじんの美味しさを引き立てる名脇役というワケ。

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フルーツジュース感覚の
「カゴメ冬しぼり」。

カゴメの代表的なにんじんジュースを、カゴメ社員5名が飲み比べ。“野菜のプロ(?)”を自任するメンバーから出た「冬しぼり」の味についての感想は以下のようなもの。

「フルーティーなのに甘くない」

「酸味がある/爽やか/すっきり」

「にんじん独特の匂いがない」等々…

総じて言えば「フルーツジュース感覚」で、どなたにもゴクゴク飲みやすい味ということでしょうか。商品ごとにジュースの液色にも違いがありました。

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「カゴメ冬しぼり」 誕生までの苦難。

1999年に誕生した「冬しぼり」。しかしその誕生までには多くの苦難がありました。その一つが生産農家さん探しでした。

「冬しぼり」の原料に使用することに決定した『ほれぼれ』と『冬あかり』。この2品種のにんじんを探す前に、私たちカゴメはそのにんじんを栽培してくださる農家さんを探すことから始めなければなりませんでした。

なぜならこの2品種は、一般品種のにんじんに比べて発芽率が低く収量性が低い。また無事に生育しても収穫から製造期間が2週間以内と限定されていることから、短期間に一気に収穫しなければならない。農家さんにとって栽培のハードルが高く、協力してくださる農家さんが極めて少なかったのです。

それでも「旬の冬にんじんの美味しさを、何としてもお客様に味わっていただきたい」という強い想いを胸に、私たちに力を貸してくださる農家さんを探し、訪ね歩き、交渉を重ね、ようやく「冬しぼり」誕生にこぎ着けたのです。

農家さんが手間ひまかけて丹念に育ててくださった『ほれぼれ』と『冬あかり』を搾った「冬しぼり」。どうぞごゆっくりご賞味ください。

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にんじんとオリーブオイルの美味しい関係。

にんじんに豊富に含まれるくβ-カロテン>と油は相性が良く、一緒に摂ると吸収率が高まります。

そこでカゴメからのおすすめです。 「冬しぼり」を少しだけ温めて、お好みの量のオリーブオイルと、アクセントにブラックペッパーを少々、“スープ風”アレンジはいかがでしょうか? 寒い季節にぜひお試しいただきたい美味しさに。

オリーブオイルも、その年の収穫状況によって味や品質が左右されるという繊細なオイル。 毎年丁寧に搾られる「冬しぼり」とちょっと似ています。

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カレーにひと味『冬しぼり』マジック

「カレーにはトマトを使うことも多いですが、トマトの代わりに『冬しぼり』を使うことで甘みが増し、まろやかな辛さと野菜の甘みが際立つカレーに仕上がります」。

事実、旬シリーズをご購入のお客様からは、「トマトジュース『夏しぼり』とにんじんジュース『冬しぼり』を、煮込みなどの料理に使っている」というお声も、たくさん寄せられています。

そこで“おいしさの価値”を開発するカゴメの専門部隊が、『夏しぼり』と『冬しぼり』の味覚特徴の違いを比較検証。

今回は『冬しぼり』の味わいの特徴を活かした、特製カレーレシピをご紹介します。

乳製品はコク出しのために、ヨーグルトを少量のみ使用したヘルシーな設計です。 ぜひご家庭でお試しください。