「どうせやるなら世界一美味しい玉ねぎを」
兵庫県南あわじ市 竹原正記さん
2026.02.10
日本を代表するブランド野菜として知られる『淡路島産たまねぎ』。竹原正記(まさき)さんは、80年以上の永きに亘り、淡路島で玉ねぎと向き合ってきた竹原物産株式会社の三代目社長。
「昭和20年代、私の祖父が玉ねぎ卸問屋として創業し、40年代にはたまねぎ加工品の製造ラインを導入。カゴメさんとはその頃から、ケチャップやソースの原料として取引きが始まり、はや半世紀以上のお付き合いとなりました。
2000年代に入り、この淡路島でも農家さんの高齢化や後継者不足が顕在化。ここで何とかしなければ!との強い想いに駆られ、地域の圃場を借りて玉ねぎの自社栽培に踏み切りました」。
玉ねぎの“加工”に加えて“栽培”まで、いわば二刀流で『淡路島産たまねぎ』を支えておられる竹原さん。
「どうせやるなら世界一美味しい玉ねぎを」!広大な玉ねぎ畑を眩しそうに見つめるその目は、『淡路島産たまねぎ』の未来を見据えているようにも感じられました。
淡路島の広大な玉ねぎの圃場。昭和39年(1964年)には、島全体の玉ねぎ栽培地面積が3千ヘクタールを超え、全国で一位の産地となったことも。
島内の名産地・南あわじ市の亀岡八幡宮の境内には、何と[玉葱神社]まで。
昭和27年(1952年)、玉ねぎの健やかな成長を願って建立されたという。
年間平均気温は16℃。瀬戸内の温暖な気候に恵まれ、日照時間も長い。
玉ねぎ栽培に適した環境の淡路島。