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日本屈指の「フルーツ王国」山形。

美味しい野菜や果物を育む大地をめぐる『健康直送便 産地探訪』。日本全国の名産地をリレー形式でご案内していきます。今回は、日本屈指の「フルーツ王国」と呼ばれる山形県から。

四方を山々に囲まれた“盆地型”気候が特長の山形県。夏は暑く、冬は雪深く、昼夜の寒暖差も大きいこと。加えて梅雨時期の雨量が比較的少なく、日照時間が長いことなど、糖度が高く高品質な果実が育つのに、最適ともいえる環境が揃っていると言われます。

さらに気候風土だけでなく、県を挙げて果実の栽培に力を入れてきた歴史も古く、1875年(明治8年)に明治政府から果樹の苗木を配布され、当時の県庁の敷地にその苗を植えたことが、その発端とも伝えられています。

以来150年の永きに亘り、果実栽培に心血を注いできた官民一体の取組み、先人の研究と努力、生産者の皆さんの情熱…それらすべてが結実して、地域を「フルーツ王国」にまで押し上げ、今日に至っているのかもしれません。

日本を代表する贅沢な高級果実の宝庫。

山形県を代表する果物として、まず挙げられるのが「さくらんぼ」と「西洋梨」。いずれも贅沢な高級フルーツですが、山形県が国内で第一位の生産量を誇っています。

中でも“さくらんぼの王様”と評される高級品種の『佐藤錦』、西洋梨を代表し“果物の女王”と呼ばれる『ラ・フランス』は、山形県の特産品として全国的に知られています。

こうした高品質な果実の産地であることも、山形県が「フルーツ王国」と称される理由の一つと言えるでしょう。

メロン、桃、ぶどう、りんごが“旬”を彩る。

さらに、初夏から夏にかけて旬を迎える、こちらも高級フルーツの「メロン」、夏に旬を迎える「桃」、夏から秋にかけて旬を迎える「ぶどう」、そして秋から冬にかけて旬を迎える「りんご」なども、近年は生産量が国内でベスト5にランクインするなど、県の名産品として盛んに栽培されています。

こうして、ほぼ一年を通じて“旬”の果物が楽しめるのも山形県の大きな魅力と言えます。そんな山形の生産者の方々のご協力を得て、健康直送便でも『旬シリーズ』として「桃しぼり」「ラ・フランスしぼり」「蜜しぼり」の3アイテムに、山形県産の美味しい果物を使用しています。

砂地で育つ鶴岡市の『庄内砂丘メロン』。

今回ご案内するのは、山形県の中でも北西部、日本海に面する鶴岡市です。

山形の米どころ、日本有数の穀倉地帯としても知られる庄内平野。その南部、鶴岡市の沿岸には、南北約35kmにも及ぶ「庄内砂丘」が広がります。日本有数の規模を誇るこの砂丘の地で、「フルーツ王国」山形が誇る銘品が育まれています。それが『庄内砂丘メロン』です。

この地に“メロン栽培の達人”として知られる杉山豊さんの農園があります。砂地と真摯に向き合い、メロンを育てて40年以上。杉山さんが栽培する『庄内砂丘メロン』は、2017年から毎年カゴメ[農園応援]でご紹介しています。杉山さんは70歳を越えた現在も、ご子息の司さんと共に砂丘の農園で汗を流し、さらには後継者の育成にも力を注いでおられます。

「砂丘には未来がある」、と一念発起。

杉山さんの農園は、日本海に面した庄内砂丘のすぐ側にあります。その意味では盆地型気候の内陸部とは真逆のロケーション。では何故この地でメロンを育ててみようと思ったのでしょう?杉山さんに聞いてみました。

「一日の寒暖差が大きいほど果物は甘くなると言われます。その意味で、水はけもよい砂丘地はメロンの栽培に適していると思いました。私が始めた当初は、日本も高度成長の真っ只中にあり、メロンは果物の中でも“高嶺の花”として、需用が大きく伸びていたことも後押しとなりました。

私もまだ若かったこともあり、ただ漠然と『砂丘には未来がある』。そう思い込んで、妻と二人、この砂丘地でメロン栽培を始めたのです」。

灼熱の砂地が、甘く濃密なメロンを育む。

「皆さん、海水浴の砂浜で足の裏が焼けるような経験をしたことはありませんか?砂地はまさに熱しやすく冷めやすい。昼は熱く、夜は急速に冷え込みます。

しかし、だからこそ実は栽培が難しい。水はすぐ乾いてしまうし、肥料を撒いてもすぐ流れてしまう。灼熱の砂地と対話しながら、水をやったり、肥料を撒いたり。一日24時間、常にメロンと向き合う覚悟と忍耐が求められました。

でも手間さえ惜しまなければ、メロンはどんどん甘みを増していく。希少なものを例えて、よく“砂漠の中のダイヤモンド”と言われますが、わたしにとってメロンは、まさに“砂丘の中の宝もの”なのです」。

『庄内砂丘メロン』の特長は“上品さ”。

[農園応援]で紹介している杉山さんのメロンは、赤肉の「クインシー」と青肉の「ラブコール」。その特長について、杉山さんはこう語ります。

「『庄内砂丘メロン』の特長を一言で表すと、“上品さ”に尽きると思います。甘さはもちろん濃いのですが、それがベタつくほどしつこくない。溢れるほどの果汁も、サラッとして爽やか。果肉もやわらかく、食感もとてもなめらかです。

この繊細で気品に満ちた味わいは、サラサラの砂と月山山系からの清らかな伏流水の賜とも言われています。特に庄内地方の水の良さは、米どころ、酒どころとしても知られるところです」。

山形県には、日本全国さらには世界に誇り得る高い品質の県産品を、独自の“山形基準”に基づき「山形セレクション」として認定するブランド制度があります。実は杉山さんが育てるメロンは、その「山形セレクション」にも認定されています。山形県も認める杉山さんの『庄内砂丘メロン』。今年の夏、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

「フルーツ王国」と呼ばれる山形県。ただ気候風土や環境が果実栽培に適しているだけでなく、何よりも生産者の方々、官民一体となった人の努力と情熱が、果物をさらに美味しくしているようです。

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    日本海に面して南北に約35km、日本有数の砂丘地にして高級メロンの名産地としても知られる山形県鶴岡市。
    この地に『庄内砂丘メロン』を育てて30年以上という名人がいます。
    栽培が難しいと言われる砂地と真摯に向き合って、丁寧に大地から育て上げる杉山豊さん。
    さらさらの砂地で栽培されたメロンは、その土地のように上品で繊細、甘くなめらかな食感が特長です。
    赤肉の「クインシー」と青肉の「ラブコール」、2種詰め合わせてお届けします。

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