vol.4
朝からふっくら炊きたてのごはんを味わうと、なぜか幸せな気分になれますね。
そこで今回は、簡単でおいしい、ごはんをお鍋で炊く方法をフードスタイリスト河合真由子さんにご紹介いただきます。
vol.4
朝からふっくら炊きたてのごはんを味わうと、なぜか幸せな気分になれますね。
そこで今回は、簡単でおいしい、ごはんをお鍋で炊く方法をフードスタイリスト河合真由子さんにご紹介いただきます。
実は個人的には、お鍋で炊くごはんが手軽でおいしく炊けるとおもっています。
ほんの数年前まで、自宅に炊飯器も置いていなかったのですが、お鍋で十分美味しくごはんが炊けました。
コツをつかめば、実は思い立ったときにすぐにごはんが炊けるので、炊飯器でごはんが炊きあがるのを待つ必要もありません。
鍋だきならではの炊きたての香りとふっくらつやつやしたごはんの仕上がりは、格別で、朝からテンションがあがります。
1)お米の計量
皆さんお米の計量カップで計っている方がほとんどだと思います。
わたしの経験上、この計量カップ1杯でだいたい20g前後します。
はかるときは、カップにすりきり1杯で計量しましょう。
または家に量りがあれば、お米1合=150gで計量してもいいです。
(あとの水分量の計算も楽になります)
2)お米を研ぐ
お米を研ぐときに大事なのは、最初の洗米の際のお水です。
最初のお水を一番吸収するので、水を注いだらさっと混ぜてすぐに捨てます。
その後何度か水を入れ替えてお米を研ぎ、これをだいたい3~4回繰り返します。
3)浸水
お米は洗ったら30分~1時間ほど浸水させます。
お鍋で炊くときは、必ずこの浸水をおこなってください。
(お米に芯が残る原因になります)
4)炊く
一般的にお米1合に対し、水1.1倍(ml)が適量と言われていますが、鍋炊きの場合は、わかりやすくお米1合に対しお水200mlと覚えておくと便利です。
最初にお鍋に蓋をして中火で火にかけます。
沸騰したら弱火にし、12分程加熱します。
その後火を止めてそのまま10分蒸らします。
蒸らしおわったら、しゃもじで全体をかき混ぜます。
※お米2合にお水400ml、沸騰したら12分。その後蒸らし10分と覚えておけば簡単です。
※水分量は、お好みの硬さで調整ください。
最後に、精米後のお米は、時間が経過するにつれて味が落ちていきます。
食べ切れる範囲内で購入することと、購入後は冷暗所に保管することをおすすめします。
冷蔵庫の野菜室なら安心して保管することができますね。
いかがでしたか?
事前にしっかり浸水をし、水加減と火加減を覚えれば、食べたいときにささっと炊くことができます。
また、お米の炊き方を覚えておけば、アウトドアや災害時でも役立ちます。
何よりも、ふっくらつやつやの炊きたてのご飯があれば、朝から立派なご馳走に。
ぜひ、お鍋での炊き方のコツを覚えて、朝から炊きたてを味わってみませんか?