栄養士のkumikoです。
10年ほど東京で栄養士として働いていましたが、今年から地元の茨城に戻り実家暮らしをはじめました。今は病院内にあるレストランでメニュー開発や調理を担当しています。生活リズムも朝ごはんもガラッと変わりましたが、田舎での家族との暮らしを楽しんでいます。

一人暮らしでは、使い切れる食材の量を気にして選んでいたので、買うものがだいたい決まっていましたが、実家暮らしとなると食べる人がたくさんいるので、様々な食材を揃えて料理ができます。特に足の早い野菜など、これまでと違いたくさんの種類を摂取できるようになりました。

わたしが朝ごはんで大事にしていることは食事バランスなのですが、これを叶えるキーワードが、「具だくさん」です。
具だくさんメニューは一皿でたくさん種類の食材が摂れる上に、満腹感も得られるので朝ごはんにぴったり。同じ量であっても食材が２つだけの場合と5つ使った料理では、摂れる栄養も多くなりますよね。食材の種類が増えることで栄養バランスも取りやすくなるので朝ごはんの質もアップします。

手軽でオススメの「具だくさん」メニュー

お気に入りの朝ごはんメニューが具だくさんサラダ。レタスなどの葉物野菜の他に、根菜類を焼いたものと茹でたチキンをのせて、一皿でバランスの良いサラダにして食べます。例えば、レタス、トマト、かぼちゃ、れんこん、さつまいも、チキン、ゆで卵などの組み合わせもおすすめです。
サラダボウルのように少し大きめの器に用意すれば、これだけでご馳走になりますよ。

そして、毎朝欠かせないのが具だくさんの味噌汁です。いつも6種類くらいの食材を入れています。
たくさんの食材が入っていると口にするたびに違う味わいが楽しめますし、野菜のうまみも出るし、家族との会話のキッカケになることもあります。少しだけ余った野菜をまとめて入れることもできるので、冷蔵庫整理にも役立つ優秀メニューです。
最近は旬の食材のカブやさつま芋やきのこを入れたものがお気に入りです。

満足度高め！「野菜と豆の具だくさんポタージュ」

こんな具だくさん好きなわたしでも大満足だったスープが、「野菜と豆の具だくさんポタージュ」です。
毎朝の味噌汁を野菜スープやポタージュに変更すると、気分が変わって朝ごはんを飽きずに楽しめていいですよね。4種類の味わいがセットになっている「野菜と豆の具だくさんポタージュ」はそんなときぴったり。

これまで具だくさんと謳われている商品を色々食べてきましたが、こちらは今までにないくらい本当に具だくさんで感動しました。スープカップに入れてもこの通り具材がゴロゴロ見えるんですよね。ポタージュと言うと“飲むもの”という印象でしたが、具だくさんで“食べるポタージュ”に近いと思います。

4種類の味わいの中でも、わたしのお気に入りは「豆と根菜のポタージュ」と「ミネストローネ」です。
「豆と根菜のポタージュ」は一口食べると豆とごぼうの風味が口いっぱいに広がり、和風だしの香りがしっかりして、そのバランスが絶妙。かつおやしいたけ、味噌など、日本人の好きな味のバランスがとてもよかったです。パンはもちろんですが、だしが使われているのでご飯にも合いました。

＞写真のポタージュについて、詳しくはこちら

「ミネストローネ」は、たくさんの野菜の甘みとトマトが濃厚で、パウチ商品とは思えないおいしさ。トマトの青臭さもなく野菜がじっくり煮込まれたうまみを感じます。

今までパウチ商品は味やおいしさ以前に“手軽さが魅力”というイメージがありましたが、この「野菜と豆の具だくさんポタージュ」にはイメージを覆されました。
4種類とも開けた瞬間から香りが高く濃厚さが伝わってきます。具だくさんだけど100kcal以下なので、カロリーが気になる健康志向の女性は特にハマると思います。電子レンジ調理で手軽に食べられる点も忙しい朝に便利ですね。

脂っこい食事が続いたり、つい甘い物を食べ過ぎてしまったり、食生活が乱れると健康や美容面が気になりますよね。そんなときは具だくさんメニューで、バランスを意識した朝ごはんを楽しむようにしています。