待ち合わせは栃木県の那須塩原駅。天気予報に一喜一憂させられた一週間でしたが、当日はお陰様で天候にも恵まれ、カゴメの法被を着たスタッフが、ワクワクしながら皆様の到着をお待ちしております!
「お天気でほんとによかったわねー!」「楽しみにしてきたのよ♪」朝からさわやかな笑顔で話しかけてくださるお客様たちに、我々スタッフもモチベーションがますます高まります。
30名の皆様が全員そろったところで、バスは時刻通り出発。
スタッフから、日ごろの業務内容など自己紹介をしているうちに、あっという間に那須工場に到着しました。
まずは、那須工場長の加藤より、カゴメのモノづくりのお話をさせていただきました。
真剣なまなざしでお話を聞いてくださる皆様に、加藤もますますヒートアップ!予定時間を少しオーバーするほど(笑)
ご質問もたくさんいただき、皆様からの期待を肌で感じました。改めて、「お客様に安心して飲んでいただける商品をお届けしたい」という思いを強くしました。
熱心に聞いてくださって、ありがとうございます!
少しでもじっくりご覧いただけるように、2チームに分かれて見学に出発。
那須工場の広さはなんと!東京ドーム3つ分!!!
野菜飲料を中心とする年間4億本の飲料を製造するカゴメ最大の工場です。
敷地内を移動するだけで、汗が止まりません・・・。
7月末は、トマトジュースの最盛期。たくさんのトマトが運びこまれています。
洗浄ラインには赤一色のトマト。ものすごい量のトマトに皆様の目も釘づけ。
そういえば・・・ヘタはどこ・・・??
そうなんです!実は収穫時にヘタが茎側に残るように品種改良をされているので、工場に運ばれてくるのは、ヘタのないトマトなんです。
皆様からは「そうだったんだ!」「へぇ~知らなかった」「すごーい!」という驚きの声が。このあとも生のトマトが缶に充填されて製品なるまでをご覧いただきました。
それにしても、ラインの見学場所は暑かったですね・・・。
工場の中をたくさん歩き、お腹もペコペコになってきました。
というところで、お待ちかねのランチタイム!
工場を後に、バスで西那須野のイタリアンレストランに向かいます。
皆様が着席されたところで、「つぶより野菜」の開発者、内野の音頭で乾杯~!
気になるメニューは?那須のおいしい食材と健康直送便の商品をあわせた特別コースをご用意しました♪
スタッフも皆様といっしょのテーブルを囲み、楽しいひとときを過ごしました。ご愛飲くださっている商品について、飲むタイミングやお料理へのアレンジなどいろいろなお話しをお聞きすることができて、今後ご提供していきたいサービスにヒントをたくさんいただきました!
実は、イノベーション本部には、フルーツカービングの世界大会で金メダルを獲得したスタッフがいます。
当日は、健康直送便のお客様のために、心を込めてスペシャルウェルカムボードを作らせていただきました!よく見ると・・・スイカを掘って作っているのが、おわかりいただけますでしょうか?
健康直送便の会報誌「自然といっしょに」の人気コーナー「なるほど健康講座」に登場する山本より、「野菜のチカラ」についての講演を。食品安全部の徳川より、「カゴメの品質を守るための取り組み」についてご説明させていただきました。
一生懸命にメモをとってくださる皆様の後ろ姿が印象的でした。
研究所の温室では、野生種から加工用品種まで、10種類以上のトマトを育てています。
同じトマトでも様々な色や形があることに、皆様も興味深々!驚きの声があがっていました。
その一部をご紹介します。
ソラナム・ピンピネリフォリウム
野生種。南米ペルーのアンデス太平洋側が原産地。直径約1cm、1~2gの小さな果実で、熟すと赤く色づき食べられます
黒いトマト
生食用。外観色が茶褐色のミディタイプのトマト。独特の外観色は、リコピンの赤とクロロフィルの緑が重なって表れたものです。
絹子姫
一般のミニトマトと比べ、皮が薄く、食べた時に口の中に表皮が残らないように改良したトマト。甘みが強く、表面はさくらんぼのような艶があります。
再びバスに乗車し、研究所から30分ほどのところにある契約農家さんの畑へ。
一面に広がるトマト畑に入って、いざ、収穫開始!
「農家さんの収穫の負担を少しでも減らせるように」と品種改良されたトマトジュース用品種「凛々子」。手首をひねるだけで簡単にヘタが外れ、皆様から思わず歓声が!
この「凛々子」、9月頃よりお客様にお届けしているトマトジュース「夏しぼり」の原料でもあります。
工場で見学した通り、ヘタのないトマトが袋いっぱいに収穫できました。
短い時間でしたが、夢中で収穫を愉しんでくださる皆様の姿に、スタッフ一同笑顔がこぼれます。
暑い中での見学会となり、至らない点もありましたが、皆様の温かいお言葉や笑顔に支えられ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
スタッフ一同、心より感謝しております。
来年も皆様とお会いできるイベントを企画してまいりたいと思いますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね!