開発ストーリー
ラブレ菌は、温度・水分・栄養などの条件が揃わないと活動(増殖)できない弱点があります。例えば水分を除去するために温度を上げて乾燥させると死んでしまうのです。
そこで採用したのが凍結乾燥(フリーズドライ)製法。ラブレ菌をフリーズドライで眠らせた後、体内の水分で目を覚まし、再び活動を始めてもらう設計にしました。そうすることで、こだわり抜いた「ラブレ菌を生きたままお届けすること」が可能に。
試行錯誤を重ねて完成した『ラブレ カプセル』をあなたの健康習慣にお役立ていただけましたら幸いです。
※ラブレの菌数:製造直後の菌数です。保管条件によって異なります。
カゴメ株式会社
『植物性乳酸菌ラブレ』
開発担当 菅沼 大行
植物性乳酸菌研究の
第一人者からのメッセージ
東京農業大学
農学博士 岡田 早苗氏
乳酸菌が腸内に多く活動していると悪玉菌が寄り付きにくくなりますので、人間にとって乳酸菌はとてもありがたい存在です。
昔から日本にある味噌や酒などの発酵食品は麹菌が主役ですが、乳酸菌も大きな役割を果たしています。日本人は乳酸菌がつくりだす酸味のまろやかさや繊細な風味を好み、積極的に利用してきました。お腹の調子が悪いときには、乳酸菌を含むなれ鮨を食べたり、漬物の漬け床を湯で溶いて飲む民間療法が各地に伝えられています。「乳酸菌」という言葉を知るよりも早く、その健康機能を知っていた、ということですね。
日本人は古代から米や豆、野菜など食物繊維が多いものを食べてきたので、欧米人に比べて腸の長さが50~60センチも長いと言われています。その日本人の長い腸を通ってきたのが、米や豆、野菜に棲みついていた植物性乳酸菌だったのですから、動物性乳酸菌よりも日本人と相性がよく、健康づくりに役立つと考えられます。