おいしさも栄養も、世界トップクラス。
「トマトの時期にへたな料理はいらない」。ヨーロッパには、トマトの味と栄養を称えることわざが数多く残っています。かつては、その特有の香りと色から「毒」とまで言われたトマトですが、次第に食用化が進み、現在では正しく評価されるようになりました。
トマトの赤い色素はリコピンという成分で、緑黄色野菜などに含まれるカロテノイドのひとつです。カロテノイドの中でも、リコピンは特に健康をサビつかせない強い働きを持っています。その作用はβ-カロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上もあります。
また、トマトには生食用と、ジュースやケチャップなどにする加工用があり、完熟時にはリコピンが生食用の約3倍にもなります。
創業以来、トマトと共に歩んできたカゴメでは、現在、約7500種ものトマト種子を保有。トマトの研究を重ね、リコピンが豊富に含まれる品種などを開発しています。リコピンが健康づくりに役立つと考えたカゴメでは、リコピンとビタミンEが生食用よりも豊富な高リコピントマトを「毎日飲む野菜」に使っています。
トマトのふるさとは南米アンデス山脈で、紀元前1000年頃には栽培が始まりました。ヨーロッパに伝わったのは、時を隔てた16世紀頃。やがてトマトが料理に取り入れられることにより見た目もあざやかになり、食の世界が大きく広がりました。今ではすっかり世界中の人気者。おいしさと栄養だけでなく、その生産量もつねに世界のトップクラスです。
ウォッカをトマトで割った「ブラディマリー」、ビールをトマトで割った「レッドアイ」。 どちらも1950〜70年頃、戦場で戦うアメリカ兵士の間で生まれたそうです。 夜のお付き合いが多い方にはトマトのさっぱりとした味がすっきりして心地よいとされていたようです。

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